🍓「スジを痛めた」「スジ違い」等、よくある素人判断。筋肉・腱(けん)・靭帯(じんたい)の違い

「スジを痛めた」「スジ違い」等、よくある素人判断。
筋肉・腱(けん)・靭帯(じんたい)の違い

明確な基準なく、

あくまで一般素人の「俗称」。

本来なら、読んで字のごとく、

「筋肉」の損傷にのみ、使用されるべき。

イチゴ先生
イチゴ先生

ぜひ、覚えていただきたいです。

よく患者さんは、

先生これって、

スジ痛めてるんですかね?

ここ(痛い場所)って、

スジですか?

こんな感じで質問してきます。

ただ、

その損傷箇所が、それぞれ

・筋肉

・腱

・靭帯

だったりと、様々です。

一応、丁寧な説明を一度は試みますが、

結局、

漠然と「スジを痛めた」と認識されます。

とは言え、

そこを厳密に区別したところで、

さほどは何も変わらないので、

施術者側も面倒くさくなってしまい

イチゴ先生
イチゴ先生

そうそう、

スジ痛めてるんですよ!

となってしまいがちです。

こんなやりとり。

本当に大きな問題は無いんですが…

施術者側が、

イチゴ先生
イチゴ先生

この患者、面倒くさいな

と思われると、

今後の治療過程で、

他の患者より何か、気持ち、損する場面

も出てくるでしょう…

ですので、

この機会に正しく認識していただければと思います。

①筋肉

(言うなれば、これが「スジ」)

一般的に理解しうる、体のやわらかい場所。

  < 全身の主要な骨格筋 >

実は、外から触れる部分だけでなく、

触れない体の深層部分にも筋肉はあります。

一応、

心臓や血管の組織も「筋肉」で造られています。

「スジを痛めた」と言うのは、

厳密な診断名にすると、

「〇〇筋挫傷」となります。

「通称:肉離れ

とも言い、

これは割とよく認識されています。

筋肉の繊維が分断された状態であり、

・軽度(軽い断裂)

・中度(約半分程度断裂)

・強度(完全断裂)

に分類され、

日常的に起こりがちなのは、

ほぼ軽度であり、基本安静だけでも治癒しますので、

イチゴ先生
イチゴ先生

雑に言うと、

放っておいても、まぁ大丈夫。

スポーツ選手等で、中度・強度の損傷となると、外科的な処置が必要になります。

②腱(けん)

筋肉が骨に付着する部分の細くなった部分のこと。

 < 手指の筋肉と腱 >

アキレス腱や、手指の腱

等がよく使われる言葉であり、

特に、

イチゴ先生
イチゴ先生

この手指の腱鞘炎の場合の

腱とスジをごっちゃにされるのは、

本当に面倒くさい…

ちなみに、

アキレス腱が切れたら、

基本外科手術の適応であり、

手指の腱においては、

腱鞘炎として炎症が起きているか、ごく稀に切れることもあるかな位です。

③靭帯(じんたい)

隣り合う骨と骨を直接つなげている、

繊維結合体部分。

  < 足首関節の靭帯の例 >
イチゴ先生
イチゴ先生

この部分の損傷が

一番厄介でして…

単純に「スジ」と思って

そのうちに治るやろ…

と思って、放っておくと、

中々治らないんです。

しっかりとした、固定が必要なんです。

足首の捻挫(ねんざ)による靭帯損傷であったり、手首の関節、肘関節などで見過ごされやすいので注意しましょう。

これらをふまえて、

個人的には「スジ」と言う言葉をもう、

使わないでほしい・無くなってほしい

と思っています。

(今どきの若者世代は使わないと思いますが…)

このちょっとした認識のズレにより、

・単純な「スジ」と見誤って、

治らない傷にしてしまったり…

・先生に面倒くさい患者と思われ、

何か損してる…

そんなことがない様に、

自身の健康のために、

医学の基礎知識をぜひ身に着けていただきたいと願います。

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イチゴ先生
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イチゴ先生
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イチゴ先生
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